【開催報告】特別講義 「『難民』問題・研究とは何か-難民キャンプに暮らしてみて-」
国際関係学部特別講義「『難民』問題・研究とは何か-難民キャンプに暮らしてみて-」が12月19日(火)に開催されました。グローバル・スタディーズ研究センターは、講義を共催しました。参加者は、学部学生約80名、教員10名、その他5名の計約100名であり、難民キャンプの暮らしについて貴重な学びを得ることができました。また、SNSを活用した質疑応答では活発な議論が行われました。
静岡県立大学国際関係学部特別講義 「難民」問題・研究とは何か-難民キャンプに暮らしてみて
日時:
2024年12月19日(木)10:40~12:10
会場:
国際関係学部棟3315教室
講師:
小俣直彦氏(オックスフォード大学国際開発学部・准教授)
内容:
「難民」は日本において身近な存在とは言えません。国内の難民認定者数はきわめて少なく、「難民」を知る機会は限られています。一方、現在、世界では3000万人以上の「難民」がおり、その数は増え続けています。講義では、西アフリカのガーナにある難民キャンプで、一年以上「難民」とともに暮らした経験をもとに、小俣講師が「難民」の日常生活や彼らの社会について紹介します。「難民」が直面する課題や人道支援のあり方についていっしょに考えましょう。
参考文献:
小俣直彦『アフリカの難民キャンプで暮らす――ブジュブラムでのフィールドワーク401日』、こぶな書店、2019年.
共催:静岡県立大学国際関係学研究科附属グローバル・スタディーズ研究センター(CEGLOS)