静岡県の浜松ではフィリピン共和国のミンダナオ島にあるダバオ市との交流事業が活発です。大学生たちも文部科学省の教育充実化に向けたプログラムでダバオ市のフィールドスタディに参加しています。この交流の目的と背景は何なのか、フィールドスタディの最中の安全管理はどのようになっているのか、コロナ禍でこの交流はどのように軌道修正するのか、海外フィールドスタディに関心のあるかたならば知りたいことが多いのではないでしょうか。本講演会ではこれらの事情に詳しい田島喜代美様をお招きして具体的に語っていただきます。
平成27年に浜松学院大学は、フィリピン共和国ダバオ市の公立学校をフィールドとする文部科学省「大学教育再生加速プログラム(AP)」に採択された。フィリピン共和国教育省ダバオ教育局(Regional Ⅺ) とのパートナーシップのもと、アクティブラーニング実践の場の構築について取り組んできた5年間を振り返る。
研究の専門は経営行動学で、国際地域学、地方創生学にも取り組む。経営行動科学学会ほかに所属している。平成27年に浜松学院大学文部科学省大学教育再生加速プログラム専門員として採用され、令和元年より同大学同プログラム助手、令和2年より同大学長期在学研修助手を務めている。
本講演会を企画するに際し以下の補助金を利用した。
日本学術振興会科学研究費助成事業基盤研究(C)「海外につながる子どものグローバルリーダーの育成を目的とした海外協働学習の研究」(審査小区分:地域研究関連)研究分担者:澤田敬人