本センターは、読売新聞静岡支局との共催で、県民公開シンポジウム「グローバル化時代の「共生」を問い直す-他者との共存は可能か-」を開催いたしました。本学学生や県民のみなさま約50名にもご参加いただき、「共生」という視点から見た静岡県とアフリカ社会の共通点、地域社会が抱えるグローバル化時代の課題など、本センターの研究活動についての議論を深めることができました。
なお、シンポジウムの概要は読売新聞2月6日(火)朝刊に掲載されております。
(撮影: 望月良憲)
(撮影: 望月良憲)
グローバル化が進んだ結果、今日の世界では、地球がひとつの村であるかのような状況が生まれています。しかし、この地球村では異質な他者が衝突を乗り越え共存することになります。このシンポジウムでは、「共生」をキーワードに、障がいと共生社会、静岡県の在住外国人と多文化共生、アフリカの紛争と民族共生、アフリカの自然との共生など、共生をめぐる4つの課題を採り上げ、同化でも分離でもない他者との共存の在り方を考えることを目的とします。