ノーベル平和賞受賞団体であるパグウオッシュ会議会長を務めたM.S.Swaminathan博士が設立したインドの持続的農業開発研究機関である「スワミナサン研究財団」は、スマトラ沖津波で多くの犠牲者を出した南インドにおける「障害者と高齢者を含むすべての住民の安全確保」を目指し、地域防災の日印共同研究を行うため来日しています。東北大震災被災地と、ユニークな地域防災活動を展開する「浦河べてるの家」を訪問し交流した同財団情報・教育・コミュニケーション部長代理のAnabel博士に「最も遠くの農村こそインターネット等のネットワークを活用して知識の共有に参加すべき」と説く財団の活動と今後の日印の共同研究計画について講演していただきます。